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アニメのヒロインで不動の人気を誇っているキャラクターである「ラムちゃん」。

浮気者のダーリンを一途に追いかけるキュートな女の子。
そんなラムちゃんの魅力の中でも、とくに特徴的なのが「~だっちゃ」という独特の方言です。

 

これはどこの方言なのでしょう?

 

調べてみると

 

「作者の高橋留美子先生が、新潟出身なので、新潟弁です」
「”っちゃ”というのは富山弁だ!!」
「いやいや、あれは福岡以外ないだろ」

 

他にも
山口、北九州、大分、宮崎・・・

 

などなど、自分の地域の言葉だと主張する書き込みが多いです。
ラムちゃんの人気がそうさせるのかもしれませんね。

 

実際どこが正しいのか。
これは「仙台弁」が正解です。
作者の高橋留美子氏が読んだ井上ひさし氏の小説に用いられていた仙台弁から

ヒントを得て作られた言葉なのだそうです。

 

つまり、正確には「仙台弁を由来とした”人工言語”」ということになりますね。

 

男性にラムちゃん好きな人が多いのは、嫉妬深くて少々暴力的だけど
一途で優しい話し方がたまらないからなのかもしれませんね。

うる星やつら 方言恋愛が好き!恋愛萌えする方言含め、全国の方言4000語以上を紹介

 

南国少年パプワくん.jpg

 

「南国少年パプワくん」は、

主人公の”シンタロー”が迷い込んだ不思議な島での生活を描いたギャグ漫画です。

 

ガンマ団から青い秘石を盗み、追われる身となった主人公の青年シンタローは、
追っ手の追撃を受け海を漂い、やがて流れ着いたのは絶界の孤島”パプワ島”でした。

 

島に住んでいたのは唯一の人間である謎の少年パプワと、人の言葉を話す奇妙な生物達。
そんな島の生物との交流や、ガンマ団の刺客たちとの戦いを描いた物語です。

 

この敵である「ガンマ団」の刺客キャラクターに方言が関係してきます。

 

例えば名前が
東北ミヤギ、忍者トットリ、博多どん太、祇園仮面アラシヤマなどなど・・・。

 

キャラクターのほとんどはそのお国の方言を喋り、
名産物ネタの必殺技を出したりします。
中には、ドクター高松のように方言を話さないキャラクターもいますが、
名前は出身地と関係しているようです。

 

自分の出身地の関係するキャラが出てくると、なんとなく嬉しくなったものです。

 

ギャグに勢いがあって各所で笑える楽しいアニメです。
敵が登場してきたら、名前と必殺技、そして方言に注目すると面白いかもしれませんね。

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火垂るの墓.jpg

 

 

 

「昭和20年9月21日夜ぼくは死んだ」

 

この衝撃的なセリフから始まるのは、スタジオジブリの名作アニメ映画「火垂るの墓」です。

 

太平洋戦争の終盤、14歳の少年清太と4歳の妹節子の兄妹は空襲で母親を失ってしまいます。
叔母の家に身を寄せるものの、戦争が進むにつれて邪魔者扱いされるように・・・。
居心地が悪くなった清太は節子を連れて家を出ることを決心し、
明るい生活を夢見ながら防空壕で幼い兄妹2人きりの生活を始めるのですが・・・。

 

この兄妹が住んでいたのは兵庫県武庫郡御影町であり、
叔母の家は兵庫県西宮市ということでセリフは関西弁です。

 

中でも全編で印象的なのは、幼い妹・節子の関西弁のセリフの数々でしょう。
小さな女の子のあどけない関西弁がとても可愛らしく、
それがこの時代のやるせなさや切なさを表現していて、胸が締め付けられます。
実際に声を当てたのは当時5歳11ヶ月の女の子で

彼女の声の録音とアニメーションの絵は別録りだったそうです。

 

登場人物の会話は関西出身の俳優や声優が多く出演していて、
本職のアニメ声優はほとんど起用されていないのだとか。

 

関西の人にも違和感の無い”ネイティブな”関西弁を聞くことが出来るアニメです。

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じゃりン子チエ.jpg

 

 

関西弁を喋るアニメキャラクターの筆頭といえば

昭和56年に初放映され、全国に“チエ旋風”を巻き起こした「じゃりン子チエ」があります。

父親に代ってホルモン焼き屋をたった一人で切り盛りする小学生チエと

周囲の人々の温かい人情を描いたアニメで、大変人気がありました。

 

昼は学校へ行き、夜はバクチとケンカに明け暮れるアホおやじのテツにかわって

家業を1人で切り盛りするなんて、今の時代では出来るはずは無いのでしょうが

昔の古き良き昭和の時代を彷彿とさせます。

 

映画版の監督は、あのジブリ映画で有名な高畑勲監督だったようです。

さらに、全編関西弁のセリフをより活きたものにするために、
喋りと関西弁のプロである吉本興業のお笑い芸人を声優に起用したことで当時は話題になったようですよ。

 

じゃりン子チエで使われる方言は、関西以外の人間にとってはかなり難解な大阪弁です。
これは最大の魅力でもあり、時として非常に分かり難くしている要因でもあります。
また、独特の比喩も多く、単行本はアニメ以上に難解な表現が多いかもしれませんね。

 

小学生の女の子が主人公なので子供向けのハートフルアニメのような気がしますが、

実はかなり重い題材を扱っています。

 

そもそも父親テツはろくでなし。
母親は別居中で、たまにしか会えません。
ヤクザの親分がテツが作った借金を取りに店にやって来ることもしょっちゅう。

 

でもそのヘビーな設定を重く描くのではなく、明るく笑い飛ばすところが

当時の人々に支持されたのではないでしょうか。

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海がきこえる.jpg

 

 

 

氷室冴子の小説を原作として、スタジオジブリが製作したアニメドラマです。

 

土佐・高知の名門私立で中・高六年間を過ごし、東京の私大に合格した杜崎拓は

上京して一人暮らしを始める。

その後、初めての夏休みに帰省のため高知行きの飛行機に乗り込んだ。
機内でクラス会の通知を眺めながら、武藤里伽子と出会った「あの夏」を思い出す。

 

主な舞台が高知での中高一貫校時代に限定されていて

大学進学後の話はアニメの冒頭とエンディングのみでしか描かれていません。
故に、高知を存分に堪能できるアニメになっています。

 

高知県出身の声優が方言指導をしているため、方言のセリフも自然で違和感がありません。

ジブリ作品でありながら、テレビで放映されることがほとんどありません。
元々劇場用アニメではないため尺が短いことと、高校生の飲酒や喫煙シーンがあるからのようです。

 

熱烈なファンも多く、アニメの舞台となった高知や東京の”聖地巡礼”をするファンが絶えないとのこと。

しかし、作品から年月が経っていることもあって、既に消滅してしまった場所も多いようですね。

 

アニメを見るだけで高知に帰省するような懐かしい気分を、

現実のように味わうことが出来るアニメーションです。

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